任天堂が誇る大人気レースゲームのスマホ版として登場したマリオカート ツアー。手軽にマリオカートが楽しめることで話題になりましたが、実際に遊んでみた人の評判はどうなのでしょうか。アプリストアのレビューやSNSなどでは、手軽さを評価する声がある一方で、課金要素や操作性について厳しい意見も見られます。これから始めようか迷っている方や、復帰を考えている方のために、プレイヤーのリアルな感想を交えながら、本作の面白さとイマイチな点を公平に分析してまとめました。
マリオカート ツアーはどんなゲーム?
マリオカート ツアーは、マリオたちがカートに乗って世界中の都市や懐かしのコースを駆け巡るレースゲームです。従来の家庭用ゲーム機とは異なり、スマートフォンならではの縦画面操作を採用しているのが大きな特徴といえるでしょう。
基本的なゲームシステムは以下の通りです。
- 指一本で操作できる手軽なドリフトやハンドル操作
- 世界の実在する都市(東京、ニューヨーク、パリなど)をモチーフにしたコース
- 同じアイテムが3つ揃うと無敵になるフィーバーモード
- 歴代のキャラクターやマシンに加え、衣装違いのキャラも多数登場
単に順位を競うだけでなく、アクションを決めてポイントを稼ぎ、合計スコアを競うという要素が非常に重要視されています。そのため、純粋なレーステクニックだけでなく、コースに合ったキャラクターやマシンを選ぶ戦略性も求められるのです。基本プレイは無料ですが、キャラやマシンを入手するためのガチャ(ドカン)や、報酬が豪華になるゴールドパスというサブスクリプション要素も用意されています。
マリオカート ツアーはここが面白い!
多くのユーザーが高く評価しているのは、やはりマリオカートというブランドが持つ安定した面白さと、スマホに最適化された手軽さです。家庭用ゲーム機を起動しなくても、ポケットから取り出してすぐにレースができる点は大きな魅力といえます。
具体的に評価されているポイントは以下の通りです。
- グラフィックが非常に綺麗で、見ているだけでも楽しい
- フィーバーモードでの一発逆転が爽快
- 懐かしいスーファミや64時代のコースがリメイクされている
- 無課金でもコツコツ続ければルビー(ガチャ石)が貯まる
特に好評なのは、歴代シリーズのファンを喜ばせる演出の数々でしょう。BGMのアレンジが素晴らしいという声も多く聞かれます。また、操作がシンプル化されているため、ゲームがあまり得意ではない人でもマリオカートの雰囲気を十分に楽しむことが可能です。マルチプレイも実装されており、離れた友達や世界中のプレイヤーと対戦できる点も、長く遊べる要素として支持されています。短時間でサクッと遊べるため、通勤や通学の暇つぶしとして最適だという感想が多く見られました。
マリオカート ツアーはここがダメ・つまらないかも
一方で、従来の家庭用マリオカートをやり込んでいる層や、完全無課金で上位を目指したい層からは不満の声も上がっています。最も大きな要因は、テクニックよりもキャラクターの性能や所持状況がスコアに直結しやすいという点です。
ユーザーが不満に感じやすいポイントを整理しました。
- コースごとに得意なキャラを持っていないと高得点が出せない
- 操作に慣れるまで、意図しない方向に曲がってしまうことがある
- CPUの攻撃が激しく、理不尽に感じる場面がある
- 最高速度の200ccで遊ぶにはゴールドパス(月額課金)が必要
特に、いわゆるキャラゲーや課金ゲーの側面が強いと感じるプレイヤーもいるようです。レースゲームとして純粋に腕前だけで勝負したい人にとっては、レアなキャラを持っていないとポイントが伸びない仕様はストレスになるかもしれません。また、スマホのタッチ操作特有の操作感は、コントローラーでの精密な操作に慣れている人ほど違和感を覚える可能性があります。通信環境によってはラグが発生したり、エラーで落ちてしまったりすることも、低評価につながる要因の一つとなっていました。
まとめ
マリオカート ツアーは、スマホで手軽に美しいグラフィックとマリオの世界観を楽しめる良作ですが、遊び方によって評価が分かれるゲームといえそうです。
結論として、以下のような人には強くおすすめできます。
- 隙間時間にサクッとレースゲームを楽しみたい人
- 色々な衣装のマリオキャラを集めるのが好きな人
- 順位やスコアにこだわりすぎず、雰囲気を楽しみたい人
逆に、家庭用ゲーム機と同じようなシビアなレース対決や、完全実力主義を求めている人には少し物足りない、あるいは窮屈に感じる部分があるかもしれません。とはいえ、基本プレイは無料ですので、まずは一度ダウンロードして、自分に合うかどうか触ってみるのが一番です。懐かしのコースやBGMに触れるだけでも、十分に遊ぶ価値はあるでしょう。
インフレ時代のゆるゆる生活 
